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🗨️【男はつらいよ】マドンナ・浅丘ルリ子出演6作品

寅さんとの出会いは、昭和のブラウン管テレビ時代。 白いモモ引と肌着、居間で日本酒を片手に煙草を吸いながら『男はつらいよ』を観る亭主関白な筆者の父親。父親が食べている炙ったイカなどツマミ欲しさに「寅さん、面白いね」と分かったような口を聞きながら一緒に観ていた。 陽気になった父親は日本酒の蓋を「ポンッ」と開けて、舐めてみるか?……と。それが自分にとっての飲酒デビューだったのかは定かではない、が昭和はそんな時代だった(笑)。 今思えば、当時のテレビは結構な頻度で『男はつらいよ』を放送していた気がする。それだけ国民に愛された作品であり、一家団欒の象徴でもあり、何回も放送されたからこそ自身の記憶にしっかりと寅さんが染み付いている。 幼少期から色褪せない『男はつらいよ』シリーズの見どころと言われると、基本全てなのだが、中でも寅さんが残した名フレーズや啖呵売はどこかで耳にしたことがある人も多いはず。また全ての作品において家族の愛情深さを感じられ、男の悲哀も随所に込められている。 数年前に京成線に揺られ柴又へ。駅前の寅さん像で写真を撮り、参道で草団子、柴又帝釈天題経寺へお参りなどなど、その舞台を満喫した。満喫しすぎて寅さん口調で「おいちゃん!」と店主に声をかけたが笑顔で接してくれた。 映画を観ても、柴又に行っても寅さんになれる。寅さんになりたい…と思うかはそれぞれだが、少なからずその男気には惚れる。 おそらく、酒をススメた父親も寅さん気分だったのだろう。 全50作品。今回はマドンナ役で最多出演をほこる、リリーこと浅丘ルリ子出演の6作品を紹介する。 『男はつらいよ』愛はまだまだ語りきれていないので次回へつづく。 \おすすめしている作品/ 男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年) 男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973年) 男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975年) 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980年) 男はつらいよ 寅次郎紅の花(1995年) 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花[特別編](1997年) 編集担当:ピンク・パンダーX

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  • 作成日時:
    2024/07/04 23:22
    更新日時:
    2024/07/05 11:20

男はつらいよ お帰り 寅さん

制作年: 
2019年
男はつらいよ お帰り 寅さん
本当は1973年の『寅次郎忘れな草』から順番に観てもいいのだが、この『お帰り 寅さん』から観るのもあり。過去の名シーンが惜しげなく使われ、マドンナ役だった女優が回想的に登場する、これがまたため息がでるほど全員綺麗。浅丘ルリ子はリアルに登場するが度肝を抜くほど良い歳の取り方をしており、綺麗かつカッコ良すぎる。密度の濃い編集なので振り返って過去作を観てみようと思えるはず。
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男はつらいよ 寅次郎忘れな草

制作年: 
1973年
男はつらいよ 寅次郎忘れな草
舞台は北海道。売れない歌手のリリー・浅丘ルリ子と出逢う。リリーは行動力があるというか、破天荒というかとにかく芯の強い女性。まず驚くのが、妹さくら役の若かりし倍賞千恵子がありえないくらい美人。『お帰り 寅さん』の番宣でメディアに登場し歳を重ねても綺麗だなぁと思ったが、そもそも浅丘ルリ子も倍賞千恵子もポテンシャルと質が常人とは異なる。驚愕のマドンナの登場だった。
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男はつらいよ 寅次郎相合い傘

制作年: 
1975年
男はつらいよ 寅次郎相合い傘
舞台は青森、函館、小樽、札幌、積丹。ひょんなことから中年のサラリーマン兵頭との旅。函館にわたり、ラーメン屋でリリーと再会!これまた「北海ラーメン」という屋台で函館の港町の設定だが潮の香りは確実に感じられる。筆者は何度か函館に行ったが当時は青函トンネルもなく、青函連絡船で青森から函館まで雑魚寝で行けたのも懐かしい。青森から北海道へ。3人のまさに珍道中。
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男はつらいよ ハイビスカスの花

制作年: 
1980年
男はつらいよ ハイビスカスの花
北海道の次は沖縄が舞台。リリーから沖縄で入院との知らせで、苦手な飛行機に乗って看病に向かう寅さん。でもリリーの気持ちに気づいてあげられない鈍感な寅さんにヤキモキしながら切ないくピュアなストーリーが展開していく。下町を舞台にした物語の中で、浅丘ルリ子の奇抜なファッションセンスと、そのビジュアルも実に良い。可愛らしさと綺麗を併せ持つ逸材と改めて思う。
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男はつらいよ 寅次郎紅の花

制作年: 
1995年
男はつらいよ 寅次郎紅の花
急に25作目の『ハイビスカスの花』から『紅の花』を観ると急に俳優陣の年齢がぐっとあがった気はするが、それは仕方ない。満男だって大人になってるし。そんな満男がゴクミこと後藤久美子演じる泉ちゃんの結婚式をめちゃめちゃに。奄美大島でなんとリリーと出会う。なんとそこには寅さんもいたという。この満男と寅さんの再会のシーンは渥美清と吉岡秀隆の名演技に注目。ただただ笑える。
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男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇

制作年: 
1997年
男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇
こちらは『忘れな草』『相合い傘』の名シーンが登場し『ハイビスカスの花』へと展開していく再編集で、リリーとの再会を中心に描かれていく。何と言っても主題歌を「唄・八代亜紀」と画面にドンっとでて、低いハスキーボイスでスタートするのがとてもインパクトがある。『忘れな草』『相合い傘』『ハイビスカスの花』の3作を観てからぜひどうぞ。浅丘ルリ子総まとめ的な作品に仕上がっている。
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