続くには理由がある！あえての「3作目」特集

1作で終わるなんてもったない！私は好きな映画に関して、一生続編を作ってもらっても構いません。映画製作者とファンとの間にある種の共犯関係さえ生まれるシリーズ3作目特集！編集担当：清澄（きよしすます）

ジョン・ウィック：パラベラム

全編にわたって、“伝説の殺し屋”ジョン・ウィックが、裏社会の殺し屋たちから狙われまくり！これまでのシリーズ以上に、とにかく出てくる登場人物すべてがクセ者＆強キャラ。終盤のコンチネンタルホテルでのアクションシーンは圧巻です。

陰謀モノが大好きな私は、「アポロ計画の裏で行われていたある調査」という物語の入口だけでワクワクが止まりません。ストーリーもさることながら、本作で特筆すべきはそのCG技術。息を呑むほど緊迫したアクションシーンは絶対に観てほしいですね。

今見ると、映画のルックという意味では（ファッションやクレジットで使われているフォントも！）、若い人たちにも受け入れられそうなエモさがある。「ああ…こいつ襲われそう」なヤツがちゃんと襲われる気持ちよさは本作でも健在です。