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【米大統領選】直前!今こそ学びたい大統領の歴史

2024年11月に行われるアメリカ大統領選挙は、現職の副大統領カマラ・ハリス氏と前大統領ドナルド・トランプ氏の一騎打ちとなり、両陣営の支持率は日々のニュースでも度々取り上げられている。 トランプ陣営の選挙集会中の銃撃事件や、バイデン大統領の突然の撤退、そして史上初の女性大統領誕生の可能性など、センセーショナルな出来事が続いている選挙シーズン。先日(米東部時間9月10日に)行われたTV討論会の結果では、明らかな失言があったトランプ氏よりもハリス氏が一歩リードとなっているが、無所属のロバート・ケネディ・ジュニア候補がトランプ氏支持を表明しており、11月までまだどうなるかわからない。 筆者は海外ドラマ『ザ・ホワイトハウス』『ハウス・オブ・カード』など政治ドラマのファンで、アメリカ議会や大統領選挙の内幕モノを好んで観てきたのだが、そういったドラマでよく描かれるのが歴代大統領の挿話……「〇〇大統領ならきっとこうしただろう」的な台詞がここぞという場面で繰り出され、ドラマに深みを与えてくれる。と偉人のエピソードに感心しつつも、筆者自身は歴代大統領、特にブッシュ大統領(父親)以前でパッと名前が出るのはケネディ、リンカーン、ワシントン……といったありさま。 なんとなく知っているくらいだった歴代アメリカ大統領を、彼らの実績を人となりとともにわかりやすく解説してくれたドキュメンタリーがあった。クリントン元大統領が製作総指揮を務め、歴代大統領の足跡を6つのテーマでとりあげている「ビル・クリントンが語るアメリカ大統領史」である。 各エピソードで3~4名の大統領の逸話を紹介しており、歴代大統領の功績だけはなく、彼らの失敗もきちんと伝えてくれるところが興味深い。遠い世界の偉大な人物というだけではなく、大統領も1人の人間であることを改めて気づかせてくれる。 大国の大統領が過去に何を成し得て、どんな課題を残してきたのか、未来の大統領を決める選挙シーズンにじっくり学んでみるのも良いのではないだろうか? 全6話のなかでも、タイトルが気になるエピソードだけでも観てみても良いかもしれない。おススメです。 <各エピソード タイトル> 第1話 人種差別の歴史 第2話 ビジョンを描く 第3話 経済の発展 第4話 極端主義の闇 第5話 国民の定義 第6話 超大国の責任と役割 編集担当:Koji

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  • 作成日時:
    2024/09/17 14:35
    更新日時:
    2024/09/17 14:36

ビル・クリントンが語るアメリカ大統領史

制作年: 
2022年
ビル・クリントンが語るアメリカ大統領史
個人的に観ておいたほうが良いと思うおススメ回は、「第5話 国民の定義」と「第6話 超大国の責任と役割」。どちらも日本人が関わるエピソードがある。 第5話では、真珠湾攻撃の後、ローズベルト大統領政権下のアメリカ政府が在米の日系人をどう扱い、日系人はどうやって乗り越えてきたのかが描かれている。 また第6話では、就任してたった3ヶ月のトルーマン大統領が日本に原子力爆弾の投下を決断する背景を取り扱っているのだが、映画『オッペンハイマー』を観た筆者としては、マンハッタン計画が行われた時の政府側の思惑を知ることができて興味深かった。 その他のエピソードでもアメリカの歴史上で決して無視することができない「奴隷制度」「差別問題」「移民問題」など、現代まで続く問題の発端を垣間見ることができる。
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