
プロスポーツ選手になりたかった人へ。夢を夢のままにしなかった人達の話
もうすぐパリ五輪が始まりますね。日本の選手団が史上最多になる見込みとのことで、努力の末に夢を勝ち取った人が多数いることに、同じ日本人として、とても嬉しく思います。 皆さんもスポーツを始めた頃はいつかプロの選手になりたいと一生懸命練習を重ねたと思います。しかし、大人になるにつれ、道半ばで諦めてしまう人がほとんどではないでしょうか? プロスポーツ選手になるには、ドラフト会議で指名をもらう、エージェントからスカウトされる、自らトライアウトに参加するなど、様々な方法がありますが、いずれも狭き門となっています。この記事では、プロスポーツを目指す人たちを取り巻く世界を描いた映画をご紹介します。 編集担当:お気楽🌟ヤマウチ
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- 作成日時:
- 2024/07/10 11:04
アメリカン・アンダードッグ
- 制作年:
- 2021年
アメリカでは、毎年100万人以上の高校生がNFL選手になることを夢見て、アメフトにチャレンジするそうです。しかしNFLの舞台に立つことができるのはほんの一握り。この作品はアマチュアの選手として挫折しながらも、プロのアメフト選手になることを諦めなかった、実在する男性の話が元になっています。 不屈の精神がいつか実を結ぶという、サクセスストーリーなのですが、途中の過程がとても丁寧に描かれており、少しづつ変わっていく主人公の”覚悟”をしっかりと感じ取ることができる感動的な作品となっています。 スポーツシーンだけでなく、恋愛~家族愛も描かれているのですが、心の成長を描くために必要な構成だったのだなと思いました。人生は心の成長も含めて、その準備ができた時だけチャンスをつかむことができると改めて考えさせられました。
ナッシング・イズ・インポッシブル:39歳の再挑戦
- 制作年:
- 2022年
高校生まではバスケットボール選手として大活躍していた主人公。残念ながらプロになることは叶わず、そのまま社会人生活へ。プロのNBA選手になることを諦め、つまらない人生を送っていたところにある日突然再起のチャンスが・・・。 20年前の夢を叶えるために、NBAのトライアウトで再チャレンジするドラマ作品です。実際問題、30代でのチャレンジはかなりハードルが高いだろうなとは思いますが、一度はあきらめた夢を追い、一生懸命な姿に心が打たれます。歳をとればとるほど、未来に期待せず、夢をあきらめるのが当たり前になってしまっていた自分ですが、この映画を見た後は、何歳になっても夢を追い続けることは悪いことではないと、肯定できるようになりました。
ファントム・オブ・ジ・オープン/夢追う男
- 制作年:
- 2022年
本当は『オペラ座の怪人(ファントム・オブ・ジ・オペラ)』が見たくて、WEB上で検索した時にたまたまヒットして思わず観てしまったこの作品。コメディ好きにオススメのとっても心温まる作品です。テレビで見たゴルフ番組をきっかけに、ゴルフを始め、全英オープンの出場を目指したおじいちゃんのお話。 ダメ元で応募した格式高い全英オープンゴルフ選手権予選への出場チャンスをなんと、虚偽申告でものにしてしまいます。コメディタッチで、くすっと笑えるシーンが多く、ゴルフに対し真摯に取り組む姿に心が温まり、たぶんこのショットもダメなんだろうなと思いながらも、思わず応援したくなってしまいます。脚本を担当したのは『パディントン2』や『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』と同じ、サイモン・ファーナビー。ユーモアに愛があって素敵な作品に仕上がっています。
ルディ
- 制作年:
- 1993年
アメフト映画といえば!という有名作品。プロスポーツではないのですが、その一歩手前のアメフトの名門伝統校ノートルダム大学を目指していた、ルディを描いた映画。この名門大学に入るには、アメフトの技術はもちろんのこと、学力や高額の学費を賄う財力も必要で、高いハードルを越える必要があるのですが、ルディはその機会に恵まれず・・・。 それでも諦めずに、努力し続けるルディを見ていると、スポーツ選手に本当に必要なのは体格や才能ではなく、あきらめずに努力し続けることができる精神力が一番重要なのだなと気づかせられます。感動して思わず涙腺が緩くなってしまうイチオシの青春映画です。










