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映画を通して歴史を知ろう#2  ミュンヘン

歴史の教科書でしか知らなかった史実を、映画を通して理解を深めようシリーズ。 第2回目は1972年のミュンヘンオリンピック開催中に起こったテロ事件を描いた『ミュンヘン』を紹介。 (K9153)

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  • 作成日時:
    2024/10/16 19:29

ミュンヘン

制作年: 
2005年
ミュンヘン
1972年のミュンヘンオリンピックで発生したイスラエル選手団に対するテロ事件とその後の報復作戦を描いた、社会派サスペンス。 元モサド諜報員の証言を元に書かれたジョージ・ジョナスのノンフィクション・ノベル「標的(ターゲット)は11人―モサド暗殺チームの記録」が原作で、監督を務めるのは説明不要のスティーヴン・スピルバーグ。 1972年のミュンヘンオリンピックでイスラエル選手が殺害されるテロ事件を受けて、イスラエル政府は報復作戦を開始。イスラエルの諜報機関であるモサドのエージェント、アヴナー率いるチームがテロの首謀者たちを追跡し、暗殺を試みるが、次第に道徳的葛藤に直面する…という話。 各地に散らばったテロリストたちを追い詰める緊迫感や、計画が進展するにつれて心情が変化していく主人公の様子など、見どころは色々あるけれど、個人的なオススメポイントは「諜報活動」の奥深さ。 情報の真偽も不確かな状況の中でターゲットの情報を集めていく様子や、チーム内の役割分担等々、非常に見応えがあるシーンの連続。 『ミッション:インポッシブル』を観た際にも諜報員ってすげー!と思いつつ、「まあフィクションだしな。」と思っていたけども、共通する部分が多々あり。 これが現実に行われた作戦だと考えると、なかなかに驚き。 ちなみに、諜報チームの一員としてダニエル・クレイグが出演しているのだけど、まだ若々しさがあって新鮮。
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